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国産食品って本当にいいの?メリットとデメリットについて解説

国産食品って本当にいいの?メリットとデメリットについて解説

「国産にこだわる人が多いけどなんで?」「安い商品はだいたいが外国産」「子供の事を考えるとなんとなく国産。」

皆さんは食材を購入する時、何を基準に選んでいますか?値段?産地?無添加?

人それぞれこだわっている部分があるかと思います。

物価高が続く現状において、食べてしまえば結局わからないし、お値段が張るから外国産でも全然問題なしって思っている人もいるのではないでしょうか。

今回は国産を選ぶメリットとデメリットについて、また、外国産との違いをお話ししていきます。

「国産」とは

はじめに、皆さん何気なく国産と言っていることが多いと思います。しかし実は気にして表示を見ていると「国産」と「国内製造」の2種類の表示があることがわかります。ではこの2つはどのように違うのでしょうか。

「国産」は、その商品の原料が日本でつくり出されたり、日本でとれた場合に標記する事ができます。

そして食品表示法では外国から輸入した原料を国内で加工した物について「国産」とすることは認められていません。

この場合は「国内製造」と表示されます。

例えば、日本国内で加工、製造されたウインナーソーセージがあるとします。

その原料である豚肉をアメリカから輸入した場合、国産と表記はできず、「国内製造」と表記します。

この豚肉が国内で育ち、国内で加工した豚肉であった場合は「国産」と表記になります。

参考資料:country_of_origin_190517_0001.pdf (caa.go.jp)

今回は「国産」食品についてお話していきます。

国産食品を選ぶメリット

その①国産食品は新鮮な物が手に入る

国産食品を選ぶメリット

国産食品のメリットはなんといっても外国産と比較し、移動距離が短いことからより新鮮な物な物を手に入れる事ができるという点です。

特に野菜や果物は収穫した後も糖類やビタミンCなどの栄養素を分解しながら呼吸を続けています。

結果、とれたてと比較すると収穫から時間の経過した物は鮮度が落ちるだけでなく栄養価も下がってしまうのです。

さらに外国産は移動距離が長いため、移動中振動によって傷みやすいというデメリットも。

外国産食品では叶わないメリットが国産食品にはありますね。

その②国産食品は安心感、信頼感がある

国産食品を選ぶメリット

国産と聞くだけでなぜか安心感を抱く人は多いのではないでしょうか。

また農林水産省の調べでも、国産食品に対する安心感を抱く人が、外国産に比べ圧倒的に多い事がわかっています。

untitled (maff.go.jp)

その国産が安心と感じる理由としては、「国内の生産者を信頼しているから」「国内の行政機関の取り組みを知らん頼しているから」と回答した人の割合が高く、外国産を不安に感じる理由として「輸出国の取り組みを知らん頼していないから」、「外国産品だから」と回答した人の割合が高かったです。

特にほとんど国産品を購入している、国産品の多くを購入していると答えた方は米、生鮮野菜で9割以上、精肉で8割以上にのぼります。

対して国産品で安心度がやや下がったのが、養殖鮮魚と加工品でした。

加工品同様、養殖の魚介類には餌として化学薬品も与えられている事が多く、その事実を知っている消費者から不安が上がっているのかもしれませんね。

その③国産食品は品質、形や大きさが揃っている

国産食品を選ぶメリット

国産食品、特に農作物は日本の高い農業技術と厳しい品質管理基準によって支えられています。

そのおかげで私たちは季節ごとに異なる野菜を安心して食べる事が可能となっています。

また品質だけでなく、その形や大きさが均一ですよね。

特に個人的に食べる場合だけでなく飲食店で利用したい場合、見た目の美しさだけでなく形や大きさが揃ってるということは利便性の面でも大きな利点といえるでしょう。

国産食品のデメリット

その①国産食品は季節や天候の影響を受けやすい

国産食品のデメリット

国産食品、特に野菜や果物に関しては天候不良や季節の変化によって、作物の実り方にバラツキが出やすく、それが価格にも影響しています。

作物にとっていい天候が続けばいいというとそうではなく

収穫量が消費量を上回り値崩れを起こす事もあります。

逆に台風や災害規模の大雨・日照り続きなどの年は不作になる傾向が高く、家計を圧迫するほど価格が上がることもあります。

また、品種によっては栽培規模が小さく、そのため収穫量が少なく価格が上昇しやすい野菜もあります。

その②国産食品は外国産食品と比べて値段が高い

国産食品のデメリット

国産品は外国産と比べて輸送費は少なくて済む一方、前途しましたように収穫量が少ない一方、人の手がかかる傾向にあり、生産コストとしては平均3~5倍程度高い傾向があります。

一方外国産は広い土地で大規模に生産でき、機械化する事によって大幅に生産コストが抑えられている事から、国産品よりも安く販売する事が出来ています。

このように国産品にはメリットだけではなくデメリットも存在しますので、どちらを選ぶのか、情報を集めて判断をしてみてください。

ではもうひとつ選ぶ基準となるであろう国産品と外国産に使われる農薬量について次でお話ししていきます。

外国産が農薬量が多いとは限らない

外国産が農薬量が多いとは限らない

2024年4月1日、残留農薬基準が厚生労働省から消費者庁へ移されました。(https://www.caa.go.jp/)

そして日本と海外において農薬の残留基準値は異なってきます。

というのも、各国において農薬使用の可否や使用方法がその国の気候、病害虫の発生状況や栽培実態を踏まえてそれぞれ定められていることから、それを基に定められる残留基準も異なります。

また、同じ食品であっても、玄米と精米など検査部位が異なる事により残留基準値が異なる場合もあるそうです。

そのため、日本と海外の基準値のどちらが厳しいかを一概にいうことはできないですが、いずれにしても食品を通じた農薬の摂取量が

  • 毎日一生涯にわたって摂取し続けても健康への影響がないと推定される一日あたりの摂取量
  • 24時間又はそれより短時間の間に摂取しても健康への影響がないと推定される量

をそれぞれ超えないことを確認し、人の健康を損なう恐れがないよう設定されています。

さらに輸入時空港の検疫所で検査も行われ基準を満たしたものしか入国できませんので、外国産だから農薬が多く使われているという事はなさそうです。

外国産も産地によっては日本に輸入するために、日本の基準を満たした農薬のみを使用して栽培している地域もあるそうです。

ただ国産においては無農薬にこだわっている生産者もいますので、農薬が気になる方は国産のそういった商品を活用されるといいかもしれませんね。

 

外国産食品について(野菜)

外国産食品について(野菜)

外国産食品、今回は野菜についてお話します。

外国産野菜、輸入野菜と聞くと、まだまだ良いイメージを持っていない人が多い印象です。

農薬以外にも「生産工程など衛生面が不安」というマイナスなイメージがあるように感じます。

一方で外国産野菜は輸入量がどんどん増えています。

中でも外国産生鮮野菜類は収穫から時間が経っており、ものによっては輸送の段階で割れ、傷みがでてしまったり、また規格が様々で不揃いなことも少なくありません。

増加中の冷凍外国産野菜

外国産食品について(野菜)

冷凍野菜を購入したことありますか?野菜の輸入量が増加している外国産野菜ですが、特に冷凍野菜が顕著に増加しているようです。

大手スーパーの冷凍食品売り場だけでなく、最近ではコンビニ等でも冷凍野菜のコーナーも年々拡大しており、手軽に冷凍野菜が手に入るようになっています。

ではこの外国産冷凍野菜は美味しいのか、栄養価は国産と比べどうなのか気になるところです。

変わらない外国産野菜の栄養価

外国産食品について(野菜)

実は冷凍野菜は生野菜と比較しても栄養価にそれほど大きな差はないと言われています。

収穫した食材を急速冷凍することにより、カット野菜の味や栄養価が落ちるのを防ぎまた変色の防止にもなっています。

一般的には急速冷凍前に「ブランチング」という加熱処理を行われているメーカーさんが多いですが、冷凍技術が年々高まり、メーカー独自に生のまま冷凍している場所もある様子。

外国産野菜の冷凍品=栄養価が落ちるというのはあまり考えなくてもよさそうです。

外国産について(鮮魚・精肉)

外国産について(鮮魚・精肉)

日本に輸入されている魚にはサケ・マス類、カツオ・マグロ類、海老等が多く、輸入先としては中国、地理、ロシア、ベトナムなどあげられます。回転ずしやスーパーにも普通に並んでいますね。天然魚であれば海は世界でつながっていますし安全面でいうと国産と大きな違いはないのではないでしょうか。

精肉でいうと、個体の成長を早め出荷量を増やす目的で肥育ホルモン剤の投与が認められている国もあります。

具体的にはオーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、そしてカナダです。ただ国単位で認めているだけで実際は使っていない農場もあるようです。

また日本は肥育ホルモン剤の投与は禁止していますが、外国において肥育ホルモン剤を投与された家畜の肉の輸入は認めていますので、購入する際には自己判断になります。

 

国産食品と外国産食品の上手な使い分け

国産食品と外国産食品の上手な使い分け

いかがでしたでしょうか。国産食品のメリットとデメリットを中心に、一部外国産の食材についても触れてきました。

国産食品は生産者の顔が見れ安心感が得られる事や、輸送距離が短く新鮮な物が手に入る一方、価格変動が大きいです。

国産食品と外国産食品、それぞれ異なるメリット・デメリットがあり、イメージだけで決めつけず「国産食品の価格が高騰した場合は外国産食品を活用するなど、双方のメリット・デメリット上手に活用していくと良いのではないでしょうか。

 

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