無水調理鍋で作る!焼き芋の絶品レシピ
皆さん焼き芋を自宅で作った事ありますか?オーブンや魚焼きグリルで焼いて作った経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近では便利な焼き芋専用の石も売っていたりしますよね。
今回、アルミニウム製セラミックコーティング無水調理鍋であるPAPILLONを使って焼き芋を作ってみましたのでご紹介します。
え、焼き石がなくても焼き芋ってお鍋で作れるの?というお声も聞こえてきそうですが、答えはYES。
お鍋と言うとさつま芋を茹でるか煮るかが主流ですが、実は一手間加える事で、茹でるよりも甘く、とっても美味しい焼き芋が作れるのです。
↓↓焼き芋が驚くほど甘くなる!PAPILLON鍋↓↓
焼き芋にするさつまいもの選び方
無水調理鍋で焼き芋を作る際に適したお芋は、ずばり「細めのさつま芋」です。その理由は、お鍋の底に面した部分からしか熱が加わらないため。
もちろんお鍋の内部は遠赤外線効果もありかなり高温になっていますので、ただ単にお鍋の底から伝わる熱でしか火が通らないと言ってしまうと語弊があります。
しかしながら基本的にはお鍋の底からの熱が食材に火を通す上で大きな役割を果たしています。その為、細いさつま芋ほど中心部への熱の伝わりが早く、太いさつま芋は時間がかかるのです。
今回、小さめ且つ細めのお芋「紅天使」と、立派な大きさの「紅あずま」を作り比べしてみましたのでシェアしたいと思います。
無水調理鍋の焼き芋の作り方
【無水調理鍋で焼き芋を作るときに用意するもの】
●PAPILLON(無水調理鍋)
●お好みのさつま芋(お鍋に入るだけ)
●油
●キッチンペーパー
●アルミホイル
【無水調理鍋の焼き芋の作り方・レシピ】
①PAPILLONにキッチンペーパーに染み込ませた油をまんべんなく塗ります。(これは焼き芋でお鍋が空焚き状態になる事を避けるため、セラミック加工保護の為行ないました)
②アルミホイルを敷いたPAPILLONに、水で洗ったさつま芋を濡れたまま入れて、さつま芋を包み込むようにアルミホイルをかぶせます(最初かぶせずに加熱していましたが、途中からかぶせた方がより熱が伝わり易いと思いかぶせました)。その状態で弱火で加熱。熱が全体に伝わったらごく弱火に変更し、20分ほど加熱。
③裏返してさらに20分加熱。完全に火が通った事を確認したら、蓋をして、20分蒸らし完成。
*上記の作り方は細めのお芋「紅天使」のレシピです。大きい「紅あずま」は途中数回ひっくり返しながら合計90分ほど加熱、その後20分蒸らしました。
無水調理鍋で2種類のさつま芋で作り比べた結果
無水調理鍋で作った「紅天使」の焼き芋の特徴
「紅天使」は茨城県にある「株式会社ポテトかいつか」が販売しているさつま芋で、「紅はるか」ブランドのさつま芋です。一般的な「紅はるか」よりも舌触り・口触りがよく、ねっとりしっとりした食感を楽しめます。独自貯蔵技術を用いて熟成された紅天使はその強い甘さが特徴的で、焼き芋にすると一般的な紅はるかの糖度が60度近くになるのに対し、なんと64.9度に達するほど。細めの「紅天使」ですが、ねっとりなめらかで、無水調理鍋加熱してできあがった焼き芋を割ると汁があふれ出てきました。そして砂糖の様な甘さ。これは茹でさつま芋では経験できない事ですね。
無水調理鍋で作った「紅あずま」の焼き芋の特徴
「紅あずま」は茨城県や千葉県など関東を中心に東日本で多く栽培されている品種で、水分と繊維質が少なく食感は粉質でホクホクとした濃厚な栗の様な甘みと香りが楽しめるさつま芋です。紅あずまも甘さが特徴的で、特に焼き芋にするとより甘さが際立ちます。上記で述べたような紅天使(紅はるか)の甘さが苦手と言う方は、紅あずまがちょうどいいかもしれません。
無水調理鍋で作る場合に限らずですが、今回選んだ太めの「紅あずま」は、細めをチョイスした「紅天使」と比較し、焼けるまで時間がかかりました。途中ひっくり返しながら、90分ほど加熱後、20分蒸らし完成。出来上がった焼きお芋の周りは密を帯び、「紅天使」に負けない甘さになりました。もはやどちらも同じようにおいしかったです。
無水調理鍋で焼き芋を作ろう!
今回太さも大きさも種類も異なる2種類のさつま芋を焼き芋にしましたが、加熱時間は異なるけれどもどちらも茹でるより格段に甘く、そして美味しくできました。
さつま芋に含まれるデンプンは、加熱により糖分に変化する性質があります。その為さつま芋に火が通ったあとも時間が許す限り、じっくり加熱し続けることで甘さが増してきますので是非時間に余裕がある日に絶品の焼き芋にチャレンジしてみてください。
そして気になるPAPILLONの焦げですが、油を塗って且つアルミホイルを引いていたおかげもあり、全く焦げ付くことなく調理できました!!まさに後片付けも楽ちん。
大満足の焼き芋作り。また別のお芋でリピートしたいです。
↓そんな絶品焼き芋を作成したPAPILLON鍋はこちら↓