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2月が旬の野菜・果物は?栄養素や日持ちする方法、美味しい食べ方を解説!

2月が旬の野菜・果物は?栄養素や日持ちする方法、美味しい食べ方を解説!

旬の食べ物は栄養価が高くおいしいことが魅力です。

寒さが厳しく体調を崩しやすい2月には栄養がギュッと詰まった食材をとりいれて免疫力をあげていきたいですね。

今回は2月に旬を迎える野菜と果物についてその栄養素やおすすめの食べ方をご紹介。是非普段の買い物の際にお役立てください。

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2月が旬の野菜:小松菜

2月が旬の野菜:小松菜

小松菜の栄養素

小松菜は鉄分やカルシウムを多く含む女性に嬉しい野菜です。
他にもアレルギーの原因物質となるヒスタミンの生成を抑制するのに役立つといわれるビタミンCや、皮膚や粘膜を丈夫にするβカロテンも含み、それらの相乗効果で肌の健康維持に役立ちます。
さらには肌のターンオーバーに関わるとされるビタミンB2やビタミンB6も豊富に含みまさに栄養素の宝庫ですね。

小松菜の日持ちする保存方法

小松菜を買ってきた状態のまま、野菜室で保管していませんか?
長持ちさせる保存方法として、小松菜の根元の部分が既に傷んでいる場合は軽く切り落として新しくし、水に数分さらす処理をします。それから新聞紙に包み、ポリ袋に入れるか、濡らした新聞紙に包んでからポリ袋に入れると長持ちします。

小松菜のおすすめ調理法

小松菜は茹でてお浸しも良いですが、おすすめはアレルギーを解消すると言われるα-リノレン酸を含む亜麻仁油、エゴマ油などと一緒に食べることです。ポイントはα-リノレン酸は熱に弱い為、加熱せず使うこと。お浸しやサラダにこれらの油をプラスするとよいでしょう。

2月が旬の野菜:春菊

春菊の栄養素

春菊には独特の香りがありますよね。
それは春菊のもつαピネンやペリルアルデヒドなどの香り成分によるもので、たんや咳を沈める作用があり、風邪を引いている時に落ちがちな食欲をアップさせたりイライラした心を落ち着かせてくれる働きがあります。
さらに粘膜や皮膚を丈夫にし免疫力を高めてくれるβカロテンも豊富なため風邪予防にぴったりな野菜です。

春菊の日持ちする保存方法

小松菜同様、濡らした新聞紙につつんでからポリ袋に入れ、冷蔵室になるべく立てて保存しましょう。
ただし、鮮度劣化が早いため基本購入後は早めに食べきるといいです。

春菊のおすすめ調理法

春菊はその独特な香りからお鍋料理に入れる方も多いのでは?
おすすめはビタミンAとビタミンEが豊富な春菊とビタミンCたっぷりの柿のサラダ。春菊と柿を組み合わせることでビタミンACE(エース)が揃い抗酸化アップ、風邪や感染症予防に効果的です。
サラダだけでなく柿と春菊の組み合わせはスムージーとしてもおすすめ。
みかんとシナモンを加えてミキサーで混ぜあわせるだけでOK。
デザート感覚で楽しめます。

2月が旬の野菜:れんこん

れんこんの栄養素

れんこんには消炎作用のあるタンニンが含まれ、血管を収縮させることで炎症の改善に繋がります。
またビタミンCは免疫力を高め粘膜や皮膚の健康維持のために働いてくれます。
れんこん独特の粘り気は粘膜を強化して咳の沈静のほか、風邪症状の改善に役立ちますので、風邪予防として積極的にとりたい食材です。

れんこんの日持ちする保存方法

特にカットされたれんこんは劣化が早いです。
そのためカットされたれんこんは切り口をぴっちりとラップで包んでから野菜室へいれましょう。
土付きのものや丸ごとのものは表面が乾燥しないよう、濡れた新聞紙に包みポリ袋に入れてから野菜室で保存してください。

れんこんのおすすめの調理法

れんこんは切ってすぐ酢水にさらすとシャキシャキで色も綺麗になります。
反対にホクホク感を出したい時は酢水にさらさずに使いましょう。
基本ビタミンCは熱に弱いのですが、れんこんに含まれるビタミンCは熱から守る成分を含んでいるので、炒め物や揚げ物の他、煮物にもおすすめです。
蒸し野菜にするとホクホクして美味しいですよ。

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2月が旬の果物:キウイフルーツ

キウイフルーツの栄養素

キウイフルーツにはグリーンキウイとゴールドキウイがあり、どちらもビタミンCと食物繊維を含んでいますが特に、グリーンキウイは食物繊維を、ゴールドキウイはビタミンCが豊富といわれています。
また、キウイフルーツに含まれるアクチニジンは消化の働きを助ける酵素なので胃腸への負担を軽減し、ビタミンCと併せ、肌のコンディションを整えてくれます。
体にたまった余分な水分や塩分は排出するカリウムも含むことから総合的に肌の改善におすすめの果物です。

キウイフルーツの保存方法

収穫したてのキウイフルーツは固くて渋みが残っています。
熟していない場合はりんごやバナナと一緒にポリ袋に数日入れておくと早く熟します。
長持ちさせたい場合はポリ袋に入れて冷蔵保存しましょう。

キウイフルーツのおすすめの食べ方

皮をむいて食べやすい大きさにカットして食べましょう。
キウイのアクチニジンとヨーグルトに含まれるたんぱく質が反応すると苦い成分に変化してしまいます。
ヨーグルトと和える場合は食べる直前に和えましょう。

2月が旬の果物:きんかん

きんかんの栄養素

きんかんは民間薬として古くからのどの痛みに有効とされてきた果物で、粘膜を強化して免疫力をあげるクリプトキサンチンの他、ビタミンCやβカロテンを豊富に含みます。
柑橘系に多く含まれるヘスペリジンは抗アレルギー作用や抗酸化作用、末梢神経を強くする作用があります。

きんかんの保存方法

乾燥しないようポリ袋に入れて野菜室で保存しましょう。
2週間ほどもちますが、冷やしすぎると低温障害を起すことも。
冷暗所であれば常温保存でも一週間程度は保存できます。
*長期保存したい場合は洗って水分を拭き取ったあと、保存袋に入れて冷凍室へ。食べる時はそのまま自然解凍しましょう。

きんかんのおすすめの食べ方

そのまま食べることもできますが、のどの痛みにはきんかんの甘露煮がおすすめです。
実を食べてもいいですし、甘露煮のシロップをお湯で割って飲んでもよいですね。

2月が旬の果物:オレンジ

オレンジの栄養素

通年で購入できるオレンジですが、国産で美味しい時期は2-3月にかけてです。
ポリフェノールの一種で柑橘類の皮やすじに含まれているヘスペリジンは毛細血管を強化する作用があるので血流を改善する効果や高血圧の予防、コレステロール値を低下させるのに有効です。
またオレンジに含まれるビタミンCは抗酸化酸素を除去して動脈硬化の予防に効果的です。

オレンジの保存方法

夏はポリ袋に入れて野菜室で保管しましょう。
冬は常温にて冷暗所で保管すれば大丈夫です。
湿気が多い場所はカビの原因に、反対に乾燥は鮮度劣化を早めるため注意していきましょう。

オレンジのおすすめの食べ方

オレンジは皮をむきそのままたべるのが一般的ですが、カリウム豊富なバナナやりんごと一緒に、またほうれん草と一緒にスムージーにする事で、オレンジのビタミンCがほうれん草に含まれる鉄の吸収をアップさせるのでおすすめです。

2月が旬の食材をとりいれて免疫力を高めよう

いかがでしたでしょうか。普段なにげなくスーパーで見かける野菜も、旬の物を積極的にとりいれていくことで、免疫力を高めることができ健康的に過ごしていくことができます。
特に果物は鮮度の劣化と共に失われやすいビタミンCの宝庫ですから、新鮮なうちにいただきたいものです。
野菜類は生で食べても良いし、無水調理鍋等で旨味を逃さず調理する事でより旬の食材の味をしっかり味わうことができるでしょう。

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