鍋の外側が焦げ付いてしまったら?身近なもので行う対処法!

料理をしていると、お鍋の内側だけでなく、いつの間にか外側が焦げてしまって汚れが落ちない、なんて経験ありませんか?
特にお鍋の底は直火コンロだけでなく、IH対応コンロでも「なぜか鍋底が焦げている」ご家庭も少なからずあるのではないでしょうか。
今回はそんなお鍋の外側の焦げを落とす方法について身近にあるもので簡単に落とす方法をご紹介します。


お鍋の外側・裏側が焦げ付く原因
そもそもなぜ材料を入れる内側ではなく、外側が焦げ付いてしまうのでしょうか。
考えらえる要因としてはお鍋の中の吹きこぼれやたれた料理の汁の洗い残しが、次の料理の際加熱によって焦げ付いてしまう事が原因としてあげられます。
毎回きちんと洗っているのに・・・と思う方もいると思いますがゴトクが汚れていたり、IHクッキングヒーター自体が汚れている可能性が考えられるのです。
特に油はねの後や、少しの吹きこぼれなど、見た目お鍋の周りがきれいに見える状態であっても加熱する事により、お鍋の底や側面に焦げ付きとして痕跡を残す場合もあります。
そんな焦げ付いてしまったお鍋の外側ですが、実はごしごしこすらなくても比較的簡単に落とす方法があります。
お鍋の外側の焦げを落とす方法
中性洗剤とスポンジで洗う
お鍋の外側であっても基本的には内側と同様に焦げを落としていきましょう。
焦がしたて、少しの焦げであれば中性洗剤とスポンジで優しくこすると落ちる事も多いです。
こするだけでは中々落ちない、付け置きが必要なレベルの焦げの場合、内側の焦げであれば直接鍋にお水を入れてそのまま加熱し、汚れをふやかす事が可能ですが、外側の場合そうはいきません。
一定時間付け置きしたり、煮沸しないと取れないような焦げ汚れの場合は、汚れたお鍋がすっぽり入る少し大きいお鍋、ボウル、またビニール袋を活用しても付け置きが可能です。
鍋の焦げ落としには重曹が使える
アルカリ性である重曹は水を混ぜて加熱すると化学変化を起こし、洗浄力がアップします。
重曹入りの水が煮立つ事によって「炭酸水素ナトリウム」から「炭酸ナトリウム」へと変化し、より高いアルカリ性になります。
加えて煮沸の熱により、油汚れや鍋の焦げ付きへの洗浄力が高くなるのです。
水カップ1(200ml)に対し、重曹大さじ1の比率で加えた水を煮立たせ、30分ほどそのままぐつぐつと煮ていきましょう。
焦げ付き部分に触れた状態で1時間ほど放置したのち、スポンジでこすると落ちやすいです。
たわしや研磨剤入りのクレンザーは鍋の表面を傷つけてしまうので極力使用を控えましょう。
頑固な汚れは重曹+ラップを使おう
頑固な焦げ付きには重曹をみずで練った重曹ペーストとラップを使ったパックがおすすめです。
重曹と水1対1の割合で練り合わせ、重曹ペーストを作ったら、焦げた部分に直接スプーンや歯ブラシ等で塗り付け、ラップで覆い、1時間ほど放置します。
そのままラップで汚れをこすって落としたり、細かな部分や頑固な焦げは木製の菜箸や歯ブラシを使うと落としやすいです。最後は水洗いをし、よく乾燥させてください。
重曹以外で焦げを落とす場合
重曹がない、重曹だとあまり効果が無い場合にはお酢やクエン酸を試してみましょう。
焦げ付きは原因となる食材によって性質が変わります。
肉や魚・卵などの酸性食品が原因の焦げにはアルカリ性の重曹、野菜・きのこ・大豆製品など、アルカリ性食品が原因の焦げには酸性のクエン酸やお酢が効果的です。
方法は重曹と同じく、水と一緒に弱火で約10分加熱し、冷ましてからスポンジなどで優しくこすり落とします。
お酢は酢1に対し水2、クエン酸は水カップ1(200ml)に小さじ1の割合で使いましょう。
特にお酢は洗いあがり後もべたつきが残りやすいため、最後は水洗いもしっかりと行いましょう。
焦げ付き部分を15分ほど付け置きた後、スポンジでこすることで黒ずみがすっきり落とせます。
お鍋外側の焦げ付きを防止する方法
料理中の火加減は中から弱火
焦げ付く原因に「火力が強すぎる」事があげられます。
お鍋の汚れにあたる火力が強ければ強いほど汚れが頑固になり落とすのが難しくなってきます。
一般的な料理ではそこまで強火にせず、中火で事足りる事も多いです。
特に熱伝導効率が高いお鍋を使用する場合には高温になりすぎてしまうので注意が必要です。
コンロの周りをきれいに掃除する
コンロに汚れが付着している場合、熱によって汚れがお鍋に焼き付いてしまいます。
こまめにコンロを掃除しないという場合はコンロの汚れによって落とせない頑固な汚れが付いてしまったというケースが良くあります。IHも例外ではありません。
特に油を使用する料理の場合、コンロの周りにはねた油が次の料理時に拭き取れておらず、焦げ付く原因となるケースが多いです。
調理時コンロに付着したとしても熱くて拭き取れなく、そのまま汚れが付着して取れなくなってしまう
のです。IHコンロも重曹ペーストがお勧め。しばらく重曹ペーストを焦げ部分に塗ってからラップで優しくこすりましょう。
調理時は使用したお鍋だけでなく、コンロの周りにも影響があることを理解しておきましょう。
お鍋の外側の焦げ落としと焦げ付き防止のまとめ
いかがでしたでしょうか。お鍋は内側だけでなく、以外と外側も焦げてきます。
その焦げがひどくなると中々落としにくくなってしまうので早めに対処できるといいですね。
お話ししたように外側の焦げ付きであっても特別な洗剤等は必要ありません。
身近にある重曹やクエン酸、お酢、スポンジやラップを用いて落としていきましょう。
また、調理後には使用したお鍋だけでなく、コンロ周りもしっかり清掃する事でお鍋の外側の焦げ付きを予防する事ができます。
キッチン使用後は毎日の掃除をルーティンに加えてみましょう。
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PAPILLON無水調理鍋の素材は軽量で熱伝導効率のよいアルミを採用しています。
内側に焦げ付き防止のセラミックコーティングがされており、外側は塗装コーティングされています。
IH使用中で特に焦げ付きやすい鍋底にはIH対応のステンレス製板がついていますので、万が一焦げ付いてしまった場合は、中性洗剤とスポンジで優しくこすってみてください。
しつこい焦げの場合は上記記載同様、重曹ペーストを気になる部分に塗ってしばらく放置後、ラップでこすると落ちやすいですよ。
軽量なお鍋はお手入れもしやすく使い勝手が良い為、いろんな場面で重宝しますね。
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